【悲報】1日1長文,9割の人はムダ【『長文ができない』9割は単語が原因】
9割の人は『1日1長文』無駄です。合うか合わないかは『単語学習』次第です。
こんにちは。ライレイレイン オフィシャル ちひろ塾の ちひろ です。今日は,『1日1長文』について普段から講義で話していることをお伝えします。
いきなりですが,・・・
ぶっちゃけ,ほとんどの人が長文問題集をやっても『知らない単語にマーカーで色塗って,正解の数を数えて○○%の正答率だ!』とかチェックして終わっていますよね。
↑それ,ほぼ意味0% です。
補足:単語・文法の勉強がだいぶ進んでいて河合塾の全統模試で偏差値が65以上くらいなら,どんどん新規の英文を読んで初見の問題に強くなる練習はアリだと思います。 どうしても単語帳での暗記が『あまりに単調で辛い』という人は『長文』の中で覚えていくのもアリだと思いますが,正直独学ではきついと思います。 それでも注意して欲しいのが,基礎〜標準レベルでは『自分で単語帳をつくらない!』ということです。早慶上智ICUではもしかしたら自分が使っている単語帳に+アルファで書き込みたい表現は出てくると思います。でも,基本は単語帳を活用してください。時間があまりにもなさすぎます。他の科目に影響します。
生徒たちの質問を聞いてきて思うことですが,『1日1長文』って相当『受験生の学力』に左右されます。英語長文問題の学習って,「そもそも勉強が得意」とか「受験英語の学習がめちゃくちゃ順調」という上位層の受験生くらいしか効果的に取り組めないんじゃないかしら。
受験英語が苦手な受験生,部活とかが終わってこれから頑張ろうとする受験生,受験勉強で悩んでいる人たちにとって,いきなり長文問題集をやってもほとんど意味ないと思います。
『1日1長文』に関して,私がいままでに習ってきた先生で『どの偏差値帯の人がどのレベルの長文をやるべきなのか?そもそもやるべきか?やらないべきか?』などについてコメントした人はほとんどいませんでした。
もちろん今から言うことは私の経験ですが,河合塾(全統模試)の模試で偏差値60(本音は65)を下回る人は,長文問題集はやらなくていいです。
まずは単語を『1000個』。「ターゲット1900」でも「システム英単語」でもなんでもOK。まずは1000番目まで覚えましょう。平日は普段の勉強との関係から勉強時間を決めて欲しいんですが,長期休暇のときは1日3〜4時間は英単語を学習しましょう。朝1時間,昼1時間,夕方1時間,夜1時間でもOKです。
これは英単語の学習の部分で述べていますが,『英数国理社』ではなく『英・英単語・数国理社』と独立した科目として勉強すべきです。『空き時間』で出来る人も多いですが,「結局出来ませんでした」という声を夏休み明け,よく耳にしました。
『長文ができません』って質問に来る90%くらいの学生(イイスギかな。いや,やっぱりこれくらいだよな)は『単語がわかりません』と同値な換言だったりするわけですよね。
いままで多くの受験生の質問を聞いてきましたが,長文問題集を解いても大半の受験生は次のような状況に陥っていると思います。
『知らない単語に線[マーカー]を引きまくって,なんとなく答えて,丸付けして,正解の数だけチェックして終わり』
「長文問題を解くだけでも体力使うのに,さらにその後全部復習・・・いや,無理だわ」 自分には能力がないから・・・ 出来ないのは自分のせい・・・ 自分は勉強できないから・・・ 頭が悪いから・・・
こうやって自分を責めちゃうカンジ,微レ存どころじゃないレベルでありますよね。
だから,私は文法以上に,長文読解の勉強こそ『講義』・『授業』が重要になると思っています。
もちろん英文法学習も『漢字の羅列』がキツイっていう人は,誰かから教わった方が早いとは思いますけど,単元別にやっていくと相当独学できるようになりますからね。でも,長文はなかなかそうはいかない。
それでも人には「文字情報を読む方が効率的な人」や「音として聞いた方が効率的な人」などがいますから,一概には言えませんが・・・
皆さんはどちらの学習スタイルが向いていると思いますか。文字情報だと思う人は『参考書・問題集をガンガン進めましょう』。音情報(聴覚優位)だと思う人は実際に『講義』を受けたり,YouTubeで『講義』を見たりしましょう!
まとめ
とにもかくにも『単語』を覚えてください!という話でした。
注意:文法や文型をちゃんと勉強することが前提です。 本当に『単語だけ取り組む』では成績は上がりにくいです。 (うーん,『単語』だけで爆上がりする人もいますが…) 文法・文型 ➡︎ 単語 ➡︎ 解釈 ➡︎ 長文 ➡︎ 演習 (リスニングやライティングはこれらと並行している感じです) この順番を叩き台として進めていくという感じでしょうか。
今日はここまでです。