【知らないと損】英語の不可算名詞【暗記ほぼ不要】
こんにちは。ライレイレイン オフィシャル の ちひろ です。
不可算名詞って一覧を見てもたくさんあって覚えるの大変!動詞の形も単数扱いなのか複数扱いなのかもよくわかんないですよね。でも,《ある考え方》でほとんど暗記が不要になります。
一般的に言われているものよりも,ほんのちょっと難しいかもしれませんが,ものすごく汎用性が高いので,中級レベルを超えたい人はぜひ頑張ってみて下さい。
今回,ダウンロードはございません。
実は,今回の記事の説明はすべて,MEPLOメプロというコースの中1春期講習の体験講義でよく扱っていた内容です。覚えている元メプロ生はいるかな?
ポイントは3つです。
- 《液・粉・粒・ガス》は ‘数えない’
- 《全体と部分の名称が同一》ならば ‘数えない’
- 原則,英語の名詞は可算名詞・不可算名詞の両方がある
《液・粉・粒・ガス》は ‘数えない’
中学生に教えるときに,僕は《液・粉・粒》と説明しています。今回は《ガス》も入れてしまいましょう。
おそらく基礎レベルにおいては,これ,すっごく簡単な覚え方だと思います!
粒:おうちの晩ご飯でゴマ粒を数えて「3粒,多い!」「4粒,少ない!」と文句を言う人はいないですよね。 粉:小麦粉とか。粒子,数えられないですよね。 液:もう無理。分子,見えますか。アボガドロ定数,6.022 … ×1023 個も数えますか。 気体:やっぱり粒子は数えられませんね。
基本的に,不可算名詞 は「単数扱い」です。
《全体と部分の名称が同一》ならば ‘数えない’
さて,ここが本題です。
《全体と部分の名称が同一》の意味ですが,難しく考えなくてOKです。
例えば,ビーカーの中にある【水water】から一部分を取り出しても,やっぱり【水water】っていいますよね。 【塩salt】の中から一部分を取り出しても,やっぱり【塩salt】っていいますよね。
この考え方を応用すると,《物質名詞》だけではなく,受験生にとって分かりづらい《不可算名詞》,攻略できます。
1. 【情報information】 【情報information】から一部分を取り出しても,やっぱり【情報information】っていいますよね。 2. 【助言advice】 【助言advice】から一部分を取り出しても,やっぱり【助言advice】っていいますよね。 3. 【家具furniture】 【家具furniture】から一部分を取り出しても,やっぱり【家具furniture】ですよね。もちろん1個ずつを取りあげれば,「机desk」,「椅子chair」でしょうが,まとめてみれば【家具】ですね。
【手荷物baggage / luggage】だって同じ考え方です。
原則,英語の名詞は可算名詞・不可算名詞の両方がある
ここまで【不可算名詞】の考え方を見てきたわけですが,ふと疑問に思った人はいるんじゃないかな。
じゃあ,【リンゴapple】は?
【リンゴapple】は,《全体と部分で同一の名称》ですよね。
じゃあ,この考え方は使えないのか?ということになりますよね。でも,そうじゃないんです。
実は,基本的には物質名詞は【可算】にも【不可算】にもなるのです。(集合名詞はやはり”不可算”)みなさんは,おそらく学校では【スイカwatermelon】で習っているかしらん。でも,ここでは【リンゴapple】で説明をしましょう。
I ate an apple.「私はリンゴを(丸々1個)食べました」 I ate apple.「私はリンゴ(という物質)を食べました」 ※ I ate some apple. というように some をつける方が普通だと思います
つまり,この「りんご」という名詞は…
- 個数性に着目するときは,可算名詞として考える
- 物質性に着目するときは,不可算名詞として考える
わけです。
最後に…
問題を解いて練習してみて下さい。
あわせて 冠詞 もどうぞ。
lielaylain_official|【a(n) / the】英語の冠詞【しっかり解説】
a(n), the, 無冠詞の使い分け,難しいですよね。違いについてしっかりと説明していきます。ポイントは3つ。a / an は不定詞冠詞,the は定冠詞という名前があります。どこまでいっても分かりづらい。ですが,冠詞がどう変化していくのかを一覧にしてみるとだいぶ理解できるようになります。anyについても説明します。