【英語の変化】tear / bear 関連【語形変化のコツ】

ENGLISH WORK

こんにちは。ライレイレイン オフィシャル の ちひろ です。

英語には「読みにくい単語」というものがありますね。たとえば,tear。ちゃんと発音できますか?tear の過去形・過去分詞,書けますか。tear は意味・発音・変化,間違いやすいですよね。

今回も発音・不規則変化を一覧にしてみました。読みにくい英単語を,変化をまとめつつ覚えてしまいましょう!bear などの「耐える」も一覧でまとめています。

ポイントは2つです。

  • ear で /エア/ /eər/ でまとめて覚えよう。
  • 「忍耐する」をシリーズで覚えよう。

ear で /エア/ /eər/ でまとめて覚えよう。

wear の発音はとても馴染みがあると思います。これをヒントにするといいですね。

wear
/ウェア/
/weər/
wore
/ウォー/
/wɔːr /
worn
/ウォーン/
/wɔːrn/
wearingOを身に付けている
swear
/スウェア/
/sweər/
swore
/スウォー/
/swɔːr /
sworn
/スウォーン/
/swɔːrn/
swearing誓う,宣誓する,罵る
tear
/テェア/
/teər/
tore
/トォーァ/
/tɔːr /
torn
/トォーン/
/tɔːrn/
tearingOを引き裂く
bear
/べェア/
/beər/
bore
/ボォーァ/
/bɔːr /
born
/ボォーン/
/bɔːrn/
bearingOを産む
bear
/べェア/
/beər/
bore
/ボォーァ/
/bɔːr /
borne
/ボォーン/
/bɔːrn/
bearingOを支える,運ぶ,耐え

tear が注意ですね。/ティア/ /tɪər/ だと「涙」になってしまいます。「引き裂く」のときは /テア/ /teər/ となります。

bear も注意が必要です。 みなさんがよく知っているフレーズ I was born in Japan. などのときは born でOKなんですが,それ以外のときは borne というように e が必要になります!

「忍耐する」をシリーズで覚えよう。

今回は発音から少し離れて,「耐える」の意味の動詞をセットで覚えましょう。気になったら例文などをチェックしましょう。頑張りすぎないことも大事です。

bear
/べェア/
/beər/
bore
/ボォーァ/
/bɔːr /
borne
/ボォーン/
/bɔːrn/
bearingOを支える
運ぶ,耐え
stand
/スタンド/
/stænd/
stood
/ストゥッドゥ/
/stʊd/
stood
/ストゥッドゥ/
/stʊd/
standingOに耐える
endure
/エンドュワ/
/ɪndjʊ́ər/
endured
/エンドュワァド/
/ɪndjʊ́ərd/
endured
/エンドュワァド/
/ɪndjʊ́ərd/
enduringOに耐える
swallow
/スワロウ/
/ swɑ́loʊ /
swallowed
/スワロウド/
/ swɑ́loʊd /
swallowed
/スワロウド/
/ swɑ́loʊd /
swallowedOをこらえる
飲み込む
tolerate
/タラレイト/
/ tɑ́lərèɪt /
tolerated
/タラレイティド/
/ tɑ́lərèɪtɪd /
tolerated
/タラレイティド/
/ tɑ́lərèɪtɪd /
toleratingOに耐える
put up with************Aに耐える
forbear
/フォベア/
/ fɔːrbéər /
forbore
/フォボーァ/
/ fɔːrbɔ́ːr /
forborne
/フォボーン/
/ fɔːrbɔ́ːrn /
forbearing慎む,こらえる

「耐える」シリーズ,みなさん,覚えましたか?大事なのはわかるけど,覚えられないから困ってる!だから,予備校に来ているんですけど・・・っていう受験生,多いんじゃないかな。

大事なことを “どうやったら覚えられるか”?

これが,僕が講義でいつも心掛けていることです。

そして,いつも僕が思っているのは「予備校に来てくれる受験生っていうのは,大切な時間とお金を使って,わざわざ来てくれている」ということ。

予備校の講義って本来はなくてもいいものじゃないですか。学校で,参考書で,大事なことって学んでるじゃないですか。すごい先生たちがすごい内容を教えてくれているじゃないですか。

じゃあ,何のために予備校の,というか私の講義に来てくれているのか?

大事なことを “どうやったら覚えられるか”? をつねに意識しているからだと思うんですよね。その「大事な内容」「すごい内容」を噛み砕く人が周りにいないんですよね。もちろん話せる範囲でですが,背景知識として持っておくべき話(美学芸術学や社会学など)もしています。

でも,やっぱり。。。本で学べることをわざわざなぜ聞きに来てくれるのか?を考えなければいけないですね。

1講義 1感動 2笑い

対面や映像の講義に関する,僕のポリシー,スローガンですね。もちろん,ぜんぜん完璧じゃないけど・・・でも,そういったことを伝えたいと毎講義,思っています。

いままでの受講生のみなさん,そしていまの受講生のみなさん,いつもありがとう。もっと価値あるものを提供できるよう頑張ります。

さて,本題に戻りましょう。「耐える」シリーズです。

4文字 bear 
5文字 stand 
6文字 endure 
7文字 swallow 
8文字 tolerate 
9文字 put up with

もともとの起源では forbear は “endure” “bear with” だったそうです。しかし,forbear を類義語で調べてみても endure などは出てきません。

forbear の意味を調べてみると以下のように出てきました。

politely or patiently restrain an impulse to do something; refrain

New Oxford American Dictionary

そこで,語源の情報に目を向けると…

ORIGIN 

Old English forberan (see for-, bear1). The original senses were ‘endure, bear with’, hence ‘endure the absence of, do without’, also ‘control oneself’, hence ‘refrain from’(Middle English).

New Oxford American Dictionary

で,さらに類義語辞典も調べてみましょう。

… refrain, abstain, desist, keep, restrain oneself, stop oneself, hold back, withhold; resist the temptation to, steer clear of, give a wide berth to, fight shy of; eschew, avoid, shun, decline to; cease, give up, break off …

Oxford American Writer’s Thesaurus

swallow は類義語辞典 thesaurus で調べると tolerate, endure, stand, put up with, bear が出てきます。

でも・・・forbear,ちょうど7文字なんですよね。ほんとうはこっちをセットで覚えたいところですが,まぁ7文字は2つセットで覚えてもいいかな。

仕方ない ( ´_ゝ`)y━・~~

英文法や英文解釈,背景知識の解説の他に,受験生目線で “覚え方” なども教えています。対面・映像の講義でお待ちしております。。

今回はここまでです。(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)v

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