【一瞬で暗記!】wind / wound 関連の変化
こんにちは。ライレイレイン オフィシャル の ちひろ です。
fall / fell, see / saw / sew / sow, wind / woundなど・・・変化の一覧をただ見せられても覚えられなし,発音も似ているし・・・
これ,やばいですよね。ワケわかんないですよね。変化も似ているし・・・とくにwind の意味,wound の意味,覚えられないですよね。sew の意味・変化,sow の意味・変化,ごっちゃごちゃ!
もちろん例外もあります。でも,大丈夫。大したことはありません。自分がすでに知っている単語と並べてみて下さい。実はもう覚えられていますよ。
ポイントは1つ。
- 過去形 と 原形 が 同じカタチ のとき,原形の方の単語は原則「規則変化」する。
まずは fall と fell からいきましょう
まず最初に fall と fellです。
fall フォール /fɔːl / | fell フェル /fel/ | fallen フォールン /fɔːlən/ | falling | 落ちる |
fell フェル /fel/ | felled フェルド /feld/ | felled フェルド /feld/ | felling | Oを倒す |
ここからある特徴が分かるでしょうか?
過去形 と 原形 が 同じカタチ! ➡︎「過去形」と「原形」が同じカタチとき,原形の方の単語は原則「規則変化」する。
これ,同様の特徴をもつ単語がいくつかあります。
高校1年生。いきなり文法問題集を与えられて,「こんな単語知らねーよ」などと言いながら,解いてはペケ❌,解いてはペケ🙅♂️,解いてはペケ❎ の地獄。こうやって教えてくれていれば,ちょっとの苦労ですんだのに。だから,みなさんにぜんぶ公開します。
see / saw / sew / sow!効率的に覚えよ!
これは必見。see / saw / sew / sow って,実はめっちゃ簡単に暗記できます。
まずは,see /シー/ と saw /ソー/ です。/ソウ/ ではありません。/ソー/ です。
see シー /siː/ | saw ソー /sɔː/ | seen シーン /siːn/ | seeing | Oが見える |
saw ソー /sɔː/ | sawed ソード /sɔːd/ | sawed / sawn ソード/ソーン /sɔːd/ /sɔːn/ | sawing | Oを鋸で切る |
foresee フォアシー /fɔːrsíː/ | foresaw フォアソー /fɔːrsɔ́ː/ | foreseen フォアシーン /fɔːrsíːn/ | foreseeing | Oを予感[予知]する |
saw /ソー/ これはみんな,知っています。誰でも知っています。絶対知ってます。ノコギリの「チェーンソー」です。ソーって伸ばすでしょ。/ソウ/ じゃないですよね。
そしてこれも・・・
- 「過去形と原形が同じカタチとき,原形の方の単語は原則「規則変化」する」
過去分詞に関して,覚えるときは sawn の方がいいかな。もう -ed は覚えられたでしょ?過去形と原形が同じカタチとき,原形の方の単語は原則「規則変化」するんですから。
foresee での注意!forsee ではありません!for e see です!e が必要ですよ。
次は,sawの a を e と o に変えるだけ!楽勝と思いきや・・・発音!発音です。
あ,意味ですか? 意味なんてのは 1秒くらい で覚えられます。心配ありません。
sew ソウ /soʊ/ | sewed ソウド /soʊd/ | sewed / sewn ソウド / ソウン /soʊd/ /soʊn/ | sewing | Oを縫う |
sow ソウ /soʊ/ | sowed ソウド /soʊd/ | sowed / sown ソウド / ソウン /soʊd/ /soʊn/ | sowing | O(種など)を蒔く |
sew は筆記体で書いてみて下さい。もうステッチ,チェーンステッチにしか見えませんよね。ね。もうチェーンステッチですよね。
sow にいたっては説明,不要ですよね。どうみても「o」←これ,「種」にしか見えませんよね。種ですよ。たね。たね,タネ,ティーエーネヌイー(TANE)タネです。ダメですか? では,いつもの板書をご覧ください。
これで,「種」に見えないとか,絶対「反抗期」ですね。まぁそういうときもあります。
超効率暗記!find / found
find ファインド /faɪnd/ | found ファウンド /faʊnd/ | found ファウンド /faʊnd/ | finding | Oを見つける |
found ファウンド /faʊnd/ | founded ファウンディド /faʊndɪd/ | founded ファウンディド /faʊndɪd/ | founding | Oを設立する |
化粧でファンデーションっていいますよね。foundation「土台;下塗り」ですね。
bind / bound
読み方が覚えられない,という質問をたまに受けますが,find が似ていますよね。すでに知っている知識を活用しましょう。
bind バインド /baɪnd/ | bound バウンド /baʊnd/ | bound バウンド /baʊnd/ | binding | Oを縛る |
bound バウンド /baʊnd/ | bounded バウンディド /baʊndɪd/ | bounded バウンディド /baʊndɪd/ | bounding | Oを制限する |
何回目でしょうか。過去形と原形が同じカタチとき,原形の方の単語は原則「規則変化」するんです。
このとくに同じ音だけど違う意味(同音異義)って,みんな,嫌いですよね。
「同じカタチ・発音」だけど「意味は違う」。私も大の苦手でした。この同音異議でよく出るんですよ。boundはややこしいですね。
この同音異議の問題,先生たちはどうやって問題を作るかっていうと,辞書をひくとわかるんですが,単語の左肩(左上)や右肩(右上)に番号が書いてあったりしますよね。
bound1:「限界;境界」という名詞,「Oと境を接している;Oを制限する」という意味の一般動詞 bound2:「跳ね上げる」という意味の一般動詞 bound3:bindの過去形・過去分詞形
この右肩や左肩の数が 2 や 3 以上のものがよく出ます。
grind / ground
もちろん発音は grind /グラインド/ です。
grind グラインド /ɡraɪnd/ | ground グラウンド /ɡraʊnd/ | ground グラウンド /ɡraʊnd/ | grinding | ひく,くだく |
ground グラウンド /ɡraʊnd/ | grounded グラウンディド /ɡraʊndɪd/ | grounded グラウンディド /ɡraʊndɪd/ | grounding | Oに根拠・基礎をおく |
groundは結構,狙われる。学校の定期テストでの出題が多かったかな・・・
ground1:「Oに根拠をおく」という意味の一般動詞 「根拠;地面」という名詞 ground2:grindの過去形・過去分詞形
最後は wind / wound
wind – winded「息切れさせる」,wind – winded / wound「Oを吹き鳴らす」もありますが,入試によく出るものに絞ります。
find / bind / grind とくれば,wind の発音は?
wind /ワインド/ ですよね。/ウィンド/ と発音すると「風」になっちゃいます。
意味は J-pop の歌詞で出会ったことがないですか?「ワインディングロード」って聞いたことないかしら。「曲がりくねった道」のことです。最初のイメージがなぜ道路なのかわかりましたか (⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)V
ところが,wound は・・・
wind ワインド /waɪnd / | wound ワウンド /waʊnd/ | wound ワウンド /waʊnd/ | winding | 曲がりくねる,巻く |
wound ウ-ンド /wuːnd/ | wounded ウ-ンディド /wúːndɪd / | wounded ウ-ンディド /wúːndɪd / | wounding | Oに負傷させる |
なんと /ウ-ンド/ なんですね。ワウンドって読まないんです。「Oを負傷させる」といういわゆる excite型 の動詞は /ウ-ンド/ と発音します。
ここは何度も発音して練習です!
残りの単語たち
go | went | gone | going | 行く |
wend | went / wended | went / wended | wending | ゆっくり進む |
do | did | done | doing | Oをする |
shine シャイン /ʃaɪn/ | shone ショウン /ʃoʊn/ | shone ショウン /ʃoʊn/ | shining | 輝く |
shine シャイン /ʃaɪn/ | shined シャインド /ʃaɪnd/ | shined シャインド /ʃaɪnd/ | shining | Oを磨く |
最後に…
問題を解いてみましょう。